2004-09-08 ArtNo.34101
◆STMicro、US$3千万投じ新キャンパス建設
【ニューデリー】グローバル半導体企業STMicroelectronics(STM)は、3000万米ドルを投じウッタルプラデシュ州Greater Noidaに1500人収容の新キャンパスを設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月6日伝えたところによると、STMのPradeep Kumar副社長(成長市場担当)兼カントリー・ディレクター(インド担当)は4日同紙に以上の消息を語った。
それによると、第1期工事は来年第1四半期末に完成する。STMは現在全世界にデザイン・センター39と先進的研究開発(R&D)センター16を展開、内先進的R&Dセンター2つが、Noidaとカルナタカ州Bangaloreに設けられている。インドのデザイン・センターには1600人が勤務、欧州以外に同社が設けたものとしては最大規模を誇る。また1年内にインドにおける専門スタッフを500人増員する。
約3ヶ月前に設けたバンガロール・センターには目下約60人が勤務しており、最終的に100人に増員する。
STMのR&D活動の最大20%がインドで手掛けられている。インドでは8グループに分かれて研究活動が進められているが、こうしたグループの人員やプロジェクトは、新たな方向や新たなビジネス機会を追及する過程で拡大強化される。
STMは欧州、米国、シンガポール、中国を含む地域に17の製造拠点を有する。インドに製造拠点を設ける際には、経済、インフラ、資本コスト、そして地元の需要等の要因を総合的に判断した後、方針を決定すると言う。
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