2004-09-08 ArtNo.34095
◆Shreya、シンガポールの製薬会社SciGen権益買収
【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbaiを拠点にするShreya groupはシンガポール拠点の製薬会社SciGenの24%権益を3段階に分けて買収する。
エコノミック・タイムズが9月4日伝えたところによると、SciGenは10月半ばまでに総発行株式の5%に相当する2200万株を先ず私募にかけ、さらに1:4の株主割当を間に挟んで、来年1月に最後の私募を行う。Shreyaはこれらを通じてSciGenの24%の権益を手に入れる。SciGenは最初と最後の私募及び株主割当を通じ1120万-1640万米ドルを調達する。私募価格は1株7セントで、Shreyaは820万-1014万米ドルを支払うことになる。これに伴いShreyaのSujit Kumar Singh会長とAjit Bhaskar取締役が、SciGen取締役会に加わる。
両社は既にSciGen製品のインドにおける商業化に関する協定を結んでいる。Shreyaは2000万米ドルを投じてマハラシュトラ州Puneにバイオテクノロジー製造施設を建設中で、同施設でSciGenの製品を製造する。当面同施設ではSciGenの製品のみが契約ベースで製造される。
SciGenのPaul Freiman会長がそのステートメントの中で語ったところによると、SciGenは、私募及び株主割当を通じて調達する資金により、十分な現金流動性を確保し、新製品のライセンシングや新製剤、新薬物送達システム(NDDS:new drug delivery systems)の開発、臨床試験を進めることができると言う。
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