【チェンナイ】ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)は、2009年までに生じる210万人の情報技術(IT)専門家需要を満たすため、IT人材育成計画(IT workforce initiative)を推進する。
インディアン・エクスプレスが9月3日報じたところによると、Nasscomが2日主催した初の『Nasscom HRサミット』の席上、同協会のKiran Karnik会頭は以上の計画を語った。それによると、過去10年間に急速な成長を遂げたITソフトウェア&サービス産業売上げは2003-04年の300億米ドルから2009年の500億米ドルにさらに拡大する見通しだ。しかしその間にはIT専門家の需要も現在の80万人から210万人に拡大する。
しかし目下の人材育成ペースでは2009年に確保できるのは150万人に過ぎず、ほぼ22%不足する。IT人材の供給能力はIT産業の将来の成長を決定するため、人材育成に一層力を入れる必要があると言う。