1995-10-04 ArtNo.3406
◆<馬>フィリピン労働者受け入れ/ミンダナオ投資促進:首相
【クアラルンプル】マレーシア政府は入国管理規則に見直しを加え、フィリピン労働者の入国に対する過剰規制を回避する方針だ。
マハティール首相は2日、マレーシアを公式訪問中のフィリピンのラモス大統領と1時間にわたって会見後記者会見し、以上の消息を語った。同相によると、マレーシアに家内メードとして入国したフィリピン人に関してはマレーシア国民が実際に必要とする家事労働に就業できるよう確保する。首相は、サバ州におけるフィリピン人の密入国問題も取り上げられたが、突っ込んだ話し合いはなされなかったとし、同問題は慎重に処理される必要が有ると補足した。首相はまたラモス大統領からミンダナオ島のモスリム居住地区への投資拡大を要請されたと述べ、マレーシア政府としても必要な措置を講じ、投資を促進すると語った。(LZ,ST:10/3)
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