2004-09-01 ArtNo.34051
◆Bajaj Auto、Discover武器にエグゼクティブ市場攻略目指す
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)は近く発売する125ccバイク“Discover”により、インド・モータサイクルの最大セグメント、エグゼクティブ・バイク市場におけるシェアをHero HondaのSplendor及びPassion、さらにはTVSのVictor GLXと争い、雌雄を決する構えだ。
ビジネス・スタンダードが8月30日伝えたところによると、Discoverの3つの変形モデルの価格は4万1500-4万3000ルピー、4万3500-4万5000ルピー、4万5500-4万7000ルピー。BALは、エグゼクティブ市場を攻略する全く新たな戦略を準備しており、2004年10月にはCaliber 115の製造を停止、Wind 125もインド市場から徐々に撤収させ、輸出専用にする計画とされる。
BALの製品ポートフォリオ一新の努力は既に効果を上げており、昨年度下半期の低調な販売成績を返上、エントリー・レベルの新モデル“CT-100”の売上げは、発売以来3ヶ月を待たずに10万台を突破、今会計年度第1四半期のCaliber 115/Wind 125の販売台数も6万9900台をマークした。
今後の計画には、175ccのKawasaki Eliminatorに180ccのPulsarエンジンを搭載、価格を8万7000ルピーから6万5000ルピーに引き下げることが含まれ、また来年は川崎と共同で2つの新モデルを発売する。この他、業界消息筋によると、BALは、目下同社のPulsarツイン・モデルが支配しているプレミアム・セグメントにも新モデルを紹介するとともに、Pulsarのアップグレード・バージョンを年内にも発売する計画と言う。
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