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2004-09-01 ArtNo.34047
◆IOC、US$23億石化プロジェクト推進
【コルカタ】国営の石油精製・流通会社Indian Oil Corporation (IOC)は2002-2007年の間に投資する2万
4399クロー(US$52.766億)の45%に相当する1万852クロー(US$23.469億)を石油化学事業に振り向け、石油化学市場への進出を図る。
ビジネス・スタンダードが8月30日報じたところによると、IOCは各地に設けた製油所の製品を利用し、事業の前方統合化を図るが、北部のハリヤナ州Panipat製油所と東部のオリッサ州Paradip製油所(建設予定)を石化プロジェクトの主要なソーシング拠点にする計画だ。IOC幹部は「プロジェクトの主要な目的は石油化学業界の既存プレーヤーに挑戦するのに先だって、北部と東部に足場を築くことにある」と語った。同幹部によると、投資は向こう8年間に段階的に進められる。
Reliance Industries Ltd(RIL)は子会社Indian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)とともに国内石油化学市場の60%以上のシェアを占めており、Haldia Petrochemicals Ltd (HPL)とGAIL Indiaがそれに続いている。
IOCは北部と東部に足場を築き、西部を拠点にするRIL/IPCLに対峙することを目指している。PanipatとParadipはIOCの製油所の中では最も新しいもので、両製油所の経営の照準を石油化学に合わせるのは理に適っている。南部市場に関しては、IOCは子会社Chennai Petroleum Corporation(CPC)を足場に石油化学ビジネスを展開するものと予想される。
IOCはまた、GAILがウタランチャル州に設けた石化プラントや西ベンガル州のHPLとも、これらの市場における支配権を争うことになる。
Paradipにおける製油所と石油化学コンプレックスは2007-08年までに完成する。同コンプレックスにはオレフィン・ユニットやポリマー/パラキシレン/スチレン等を生産する芳香族ユニットが設けられる。3500クロー(US$7.57億)プロジェクトのその他の製品品目も既に決まっている。これらにはポリプロピレン、アクリル酸/プロピレン・ベースのアクリル酸塩、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン等のエンジニアリング・ポリマーが含まれる。
Panipatには、5150クロー(US$11.14億)を投じ、2005年内にパラキシレン/高純度テレフタル酸(PX/PTA)プラントが、また6300クロー(US$13.62億)を投じて2007年までにナフサ・クラッカーと下流部門ポリマー・ユニットが、それぞれ設けられる。
とは言えIOCにとって最初の石油化学ビジネスはグジャラート州Koyali製油所に設けられる直鎖アルキル・ベンゼン(LAB:linear alkyl benzene)製造施設で、同施設は間もなく稼働すると言う。
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