SEAnews 2004-08-30 ArtNo.34042

【ニューデリー】先週インドを訪れた中川経済産業相は26日、Kamal Nath商工相と会談、適切なメカニズムを導入し、低調な両国間の貿易・投資を拡大することで合意した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとデカン・ヘラルドが8月27日報じたところによると、Nath商工相は「両国間の貿易量は1997－98年の40億米ドルから2002－03年の37億米ドルに縮小した。インドの総貿易量に占める日本のシェアは3.10％、日本の貿易総額に占めるインドのシェアは0.5％に過ぎない」と指摘した。
これに対して中川経済産業相は、「日本経済界はエネルギー／自動車／繊維等の領域におけるインドとの提携に関心を抱いている」と語った｡それによると、日本はまた鉄鉱石やその他の鉱物資源をほとんど輸入に依存しており、インドとの供給契約の延長を望んでいる。
Nath商工相によると、インドの日本に対する鉄鉱石供給契約は2006年に満期を迎える。インドの対日輸出品目の中では油かす、鉄鋼半完成品、合金鉄、プラスチック、プロジェクト製品等の成長が顕著と言う。