1995-10-04 ArtNo.3403
◆<馬>ハリス、MOS製造拡張等にM$8800万投資
【クアラルンプル】米国拠点のハリス・コープは向こう2年間に8800万Mドルを追加投資して、ハリス・アドバーンスト・テクノロジー(M)のMOS(パワー・メタル・オクサイド・セミコンダクター)製造能力やウル・クランの検査施設を拡張する。
マレーシアを訪れたハリス・コープのジェフ・ピーターズ副社長(セミコン製造担当)が2日明らかにしたところによると、これはペンシルバニア州マウンテン・トップに建設される世界初の8インチ・パワーMOS工場のダイ生産に対応するもので、ウル・クラン工場の生産も倍増される。これに伴い主にエンジニア、技術者、熟練労働者から成るマレーシア人350人分の就業機会が新たに創出され、研究開発(R&D)人員も増強される。ちなみにハリス・コープは今年3月、向こう5年間に2億5000万Mドルを投じてウル・クランの製造/検査施設を拡大すると発表していた。マウンテン・トップの1億500万米ドルの新工場は今月着工され、97年の操業開始が予定されていると言う。(MBT:10/3)
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