SEAnews 2004-08-27 ArtNo.34025

【ハイデラバード】ソニーが100％出資するSony India Private Ltd(SIPL)は今年(2004-05)の売上げを昨年の800クロー(US$1.73億)から1200クロー(US$2.6億)に50％拡大するとともに、1万クローと見積もられるインド消費者用電子製品市場の12％のシェアを掌握する計画だ。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが8月25日報じたところによると、ＳＩＰＬのMohit Parashar重役(AV/IT部門担当GM)は23日に催されたアンドラプラデシュ州HyderabadにおけるSony World第42号店の開所式の席上、以上の目標を明らかにした。それによると以上の目標は、一連の新製品の発売と、Sony World8店及びSony Exclusive28店の増設を通じて実現される。Sony Worldチェーンはこれにより50店に、Sony Exclusiveチェーンは90店に拡大される。ＳＩＰＬはまたカラー・テレビジョン(CTV)の販売台数を昨年の24万台から40万台に拡大することを目指している。
ソニー製品の40％はフランチャイジー・ストアを通じて販売され、残りはマルチ・ブランド店と直販を通じて販売されている。Sony World／Sony Exclusiveの総売上に対する貢献率は、これまでの26％から今年は38％に拡大する見通しだ。今年初4ヶ月(2004/4-7)の売上げに占めるフランチャイジー店のシェアは34％を記録した｡
最近、LCDパネル／プラズマ／ハンディカム・レーンジの新製品を発売したＳＩＰＬは、今年1年を通じてさらに多くの新製品を発売する。これらにはホーム・シアター・システムやライフスタイル志向製品が含まれる。
ＳＩＰＬ売上の50％はＣＴＶ、12％はハンディカム、残りはオーディオ製品／ＣＤ／ＤＶＤ／フロッピー・ディスク／ＶＣＤ／ＬＣＤ等により占められている。
現在アンドラプラデシュ州にはSony World3店とSony Exclusive5店が設けられているが、向こう数ヶ月間にSony Exclusive4店を増設する計画と言う。