2004-08-27 ArtNo.34023
◆Hitachi Home、今年はエアコン10万台販売目指す
【ニューデリー】事業再編を通じ損失の削減を図るHitachi Home & Life Solutions India (HHLSI)は、エアコン販売の拡大を梃子に今年は黒字転換が実現できるものと期待している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月24日報じたところによると、昨年25クロー(US$541万)の損失を計上したHHLSIは、今年第1四半期には6クロー(US$130万)の利益を出した。HHLSIのRakesh Khanna上級副社長によると、同社の製品は家庭と法人、双方をターゲットにしているが、今年は家庭向け売上げが好調で、通年では昨年比15%増の10万ユニット、170クロー(US$3676万)の売上げが見込める。
海外市場に関しては、西アジア/南アジア地域協力連合(SAARC)諸国/アフリカ方面に輸出しており、今年の輸出目標は3万ユニット。海外市場の需要も良好だ。
HHLSIは収益性の維持と長期的成長に照準を合わせ、ニッチ市場を開拓、インド市場におけるプレミアム製品としてのポジションを維持する。
HHLSIは、日立のグローバル・ポートフォリオの中から冷蔵庫やカラー・テレビジョン等、他の製品をインド市場に紹介する可能性も探っていると言う。
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