2004-08-25 ArtNo.34002
◆国営鉄鋼会社SAIL、トン当たり1千ルピー値下げ
【ニューデリー】国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)は23日、過熱するインフレを抑制する狙いから鋼板と条鋼双方のトン当たり価格を1000ルピー引き下げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月23日伝えたところによると、消費税及び販売税の引き下げも計算に入れるなら実質的値下げ幅はトン当たり1150ルピーになる。
SAILのV S Jain会長は同社のステートメントの中で「SAILはこれ以前からずっと価格安定の強力な支持者だった。SAILはまた国内市場により多く鉄鋼製品を供給するため、輸出を削減して来た。SAILの今回の値下げは国内鉄鋼価格の引き下げにポジティブな影響を及ぼすものと見られる。値下げの利益が最終消費者に還元されるよう希望する」と述べている。
SAILはまた、鉄鋼国際価格が極めて不安定なことから、必要と思われる時にはそのつど価格に見直しを加えると言う。
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