NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1995-10-04 ArtNo.3400
◆<星>造船業、低マージン時代に:証券アナリスト
【シンガポール】売上の増勢に関わらずマージンの低下に直面するシンガポール造船業界は、構造的変化の時代を迎えつつ有るようだ。
ケイヒアン・ジェームズ・ケーペルの投資アナリスト、デービド・ロー氏はその報告書“シンガポール・シップヤード・リビュー”の中で以上のように観測している。それによると、造船市況は96年末以降回復に転じる見通しだが、1980年代半ばから90年代初期にかけて大型タンカーの修理業務から高収益を享受したような状況は最早再現しそうにない。これは国内や中東におけるドライドックの過剰に伴うもので、業務の中心は中小船舶の修理に移行している。この種の業務は熾烈な競争と、小規模の故にマージンは薄い。加えてSドル高で、シンガポールの造船会社は今や価格競争の面でも中東の同業者と同等になっている。
明るい側面を見ると、中東造船業者のキャパシティーの限界から、シンガポール造船業界のシェア下降は間もなく底打ちする見通しだ。また最近の海運業の活況が信頼性と効率を誇るシンガポールの造船業界に幸いしそうだ。何故なら修理期間が長引けば、海運会社は多くのビジネス機会を喪失するためで、域内海運活動の中心に位置するシンガポールの立地条件もこうした傾向に拍車を掛けそうだ。ロー氏は以上のような環境から最大の恩恵を受けるのは小型の優良造船会社であるとし、シングマリーンとシンガポール・テクノロジーズ・シップビルディング・アンド・エンジニアリングを推奨している。(BT:10/3)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.