2004-08-23 ArtNo.33997
◆IOC、ポリプロピレン事業にイタリアの技術導入検討
【ニューデリー】Indian Oil Corporation(IOC)は、総コスト6300クロー(US$13.62億)と見積もられるナフサ・クラッカーと下流部門ポリマー・ユニットを設ける計画の一部を成すポリプロピレン・ユニットにイタリアの技術を導入することを検討している。
エコノミック・タイムズが8月20日伝えたところによると、IOCは見積もりコスト、500クロー(US$1.08億)のポリプロピレン・ユニットの技術ノーハウとプロセス・パッケージのソーシング先としてBasell Poliolefine Italia Spaに照準を合わせている。米国のDow Chemical、三井化学、英国のBP Chemicals、スウェーデンのBorealis AB、ドイツのNovolen Technology等が、同契約獲得を目指し競争しており、当初はExxon Mobilやチッソ株式会社もレースに加わっていた。消息筋によると、IOCは今ではBasellを最適な技術パートナーと見なしていると言う。
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