1995-10-04 ArtNo.3399
◆<星>液晶のVikay、新製品で売上12%増見込む
【シンガポール】セスダック登録の液晶ディスプレー・メーカーVikayインダストリアルは3種類の新製品の貢献で営業額が今年は5%、来年は12~15%アップするものと期待している。
デービッド・ヤップ同社重役(MD)によると、新製品の売上は今年の予想営業額8190万米ドルの内の390万米ドルに、来年は1億5400万米ドルの内の1650万米ドルに貢献する見通しだ。来年について言えば高性能カラー・ディスプレーや3Dディスプレー用のリキッド・クリスタル・シャッター(LCS)の売上が850万米ドル、グローバル・ポジショニング・システム(GSP)受信機のそれが300万米ドル、セル式電話/ペジャー/バーコード・リーダー等に使用されるスーパー・コンパクト・ディスプレー・モジュールの売上が500万米ドルと見込まれる。また上記の予想総売り上げには最近160万米ドルで買収した米国拠点の海事関連GSP受信機製造会社マイクロロジック・インクの営業額が含まれておらず、控え目な数字となっていると言う。Vikayはマイクロロジックの流通/市場開拓ネットワークを自社製品の販路開拓に利用する計画と見られ、営業額の大幅増も期待できそうだ。(ST,BT,LZ:10/3)
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