2004-08-23 ArtNo.33988
◆NALCOに資源埋蔵量も配慮した長期拡張計画の立案勧告
【ニューデリー】National Aluminium Company Ltd (Nalco)は、利用可能なボーキサイトの総埋蔵量を配慮して長期拡張計画を立てるよう勧告された。
ビジネス・スタンダードが8月19日伝えたところによると、鉱業省のCD Arha次官が主宰した業績見直し会議の席上、Nalcoは国際価格の変動に影響されない戦略の立案、Nalcoと他のアルミニウム会社の人材資源利用に関する部門別の比較研究を指示された。
NalcoのS K Banerjee会長兼MDが報告したところによると、今会計年度第1四半期の水酸化アルミニウム(aluminium hydrate)の生産量は39万9500トンと、目標生産量39万2000トンを2%、また昨年同期実績を6.14%、それぞれ上回った。
しかし今年第1四半期のボーキサイトの生産量は86万4758トンと、目標生産量112万トンを下回った。これは停電と、6月7日以降の年次休業に引き続いて発生した運転制御システムの故障に伴うもの。運転制御装置は7月2日以降復旧した。
今年第1四半期のアルミニウム鋳物(aluminium cast metal)の生産量は7万3451トンと、やはり目標生産量7万7850トンを下回った。原因は新坩堝の稼働が遅れたためと言う。
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