2004-08-23 ArtNo.33986
◆合金鉄/解体用船舶/スクラップの輸入関税引き下げ
【ニューデリー】インド政府は8%に迫るインフレの過熱を抑制する狙いから、合金鉄の輸入関税を5%ポイント、解体用船舶のそれを10%ポイント、それぞれ引き下げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが8月20日伝えたところによると、S S Palanimanickam大蔵担当国務相は20日、国会上院(Rajya Sabha)において以上の決定を発表した。同相はまたステンレス・スチールを除く、鉄・鋼製造用再溶解スクラップ(melting scrap)の輸入関税を撤廃すると発表した。以上の措置により、政府は今会計年度305クロー(US$6596万)の歳入減を来す見通しだ。
インド政府はこれに先だって石油製品の輸入関税と消費税を引き下げ、インフレの鎮静に努めている。
|