2004-08-20 ArtNo.33979
◆インフレ抑制目指し石油製品の関税・消費税引き下げ
【ニューデリー】インド政府は17日、7.6%を超えるインフレに対処する狙いからガソリン/ディーゼル油に対する関税を5%ポイント、同消費税を3%ポイント、それぞれ引き下げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが8月18日報じたところによると、歳入局はこれにより4000クロー(US$8.65億)の歳入損失を被る見通しだ。大蔵省筋によると、輸入関税は、ガソリン/ディーゼルの場合これまでの20%から15%に、灯油と液化石油ガス(LPG)は同10%から5%に、消費税はディーゼル油の場合同11%から8%に、ガソリンは同26%から23%に、灯油は同16%から12%に、それぞれ引き下げられた。
消費税引き下げに伴う歳入損失は、ガソリン580クロー、ディーゼル2620クロー、灯油720クロー、合計3900クロー(US$8.43億)と見積もられる。またLPG輸入関税引き下げに伴う歳入損失は218クロー(US$4715万)と予想される。
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