2004-08-20 ArtNo.33971
◆Man/AluChem、US$3億アルミナ合弁事業計画
【ムンバイ】Man Industries (India) Ltdのプロモーター、Man Groupは、米国企業AluChemと合弁で、グジャラート州Kutchに3億米ドルを投じ、アルミナの製錬と特殊アルミナ化学品の製造施設を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが8月17日伝えたところによると、先週は、Ashapura Minechem Limited (AML)と中国企業Sichuan Aostar Aluminium Corporation(SAAC:四川啓明星呂業公司--「呂」はカネヘンをつける)が合弁で100万トンのアルミナ製錬プロジェクトを進める計画を発表したが、両プロジェクトは何れもグジャラト州政府が募集したアルミナ事業入札に関わるもので、入札結果は1ヶ月以内に明らかになる。
Man-AluChemプロジェクトの自己資本は1億米ドルで、Man IndustriesとMan UKが50%、AluChem Incが残りの50%をそれぞれ拠出する。借入部分に関してはExim Bank子会社Global Procurement Consultants Ltdとの交渉が進められている。Man GroupのRamesh Mansukhani会長によると、恐らく外貨建て借款を取り入れることになる見通しだ。
第1期事業では、lumina trihyderate/thermally reactive alumina/activated alumina/tabular alumina/calcined alumina cement等、アルミナ・ベースの化学品を年間50万トン製造する施設が設けられる。製品の70%はアラブ首長国連邦のDubalもしくはバーレーンのALBAに輸出、残りの30%は付加価値製品の製造に用いると言う。
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