1995-10-04 ArtNo.3397
◆<星>昇給率、今年は平均7.5%、来年は7.2%
【シンガポール】シンガポール企業の今年の平均昇給率は7.5%、来年は7.2%と見込まれる。
ヒューイット・アソーシエーツが今年7月と8月に当地拠点の企業99社を対象に調査したところ、サービス部門の今年の昇給率が7.3-8%であるのに対し、製造部門のそれは6.7-7.6%にとどまった。サービス企業は来年についても高めの昇給率を予想している。奨励給の今年の増額率は4.5%と、昨年の5.3%を下回り、やはりサービス部門の増額率が高めとなっている。しかし可変ボーナス(年末固定ボーナスに上乗せ)は1.7カ月と、昨年の1.6カ月を上回り、銀行/金融機関の2.2カ月が最高だった。固定ボーナスは今年も来年も平均1.4カ月で、エネルギー業界の2.5カ月が最高となっている。
今回の調査で見出されたこの他の特徴を上げると、☆やはり企業業績が昇給率の最大の決定要因とされており、☆11%の企業が技能給を、☆40%強の企業が能力給を採用していた。(BT:10/3)
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