2004-08-18 ArtNo.33962
◆西ベンガル州政府、コルカタ近郊にハードウェア・パーク開発
【コルカタ】西ベンガル州政府は、貿易・産業部門のインフラを改善する狙いからKolkata市近郊にハードウェア・パークを開発することを検討している。
エコノミック・タイムズが8月14日報じたところによると、西ベンガル州政府のAsim Dasgupta財務部長は先週土曜(8/14)に催された東部インド軸受け貿易商協会(Eastern India Ball Bearing Merchants Association)の会議の席上、以上の構想を明らかにした。それによると、州内のハードウェア及びベアリング業者が密集するコルカタ市内Netaji Subhash Road周辺地域は、既に過密化しており、新たなハードウェア・パークを開発する必要が生じている。ハードウェア・パークもしくはベアリング・パークを設けることを求める陳情書も提出されている。このためDasgupta財務部長は関係方面の代表を召集し、候補地の選定や規模等に関して協議する計画だ。
西ベンガル州の貿易・産業には過去10年復調の兆しが生じている。その実、同州は欧州のそれに等しい4億の人口を有する東部及び東北地区の中心に位置し、戦略的投資地としての潜在性を備えていると言う。
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