SEAnews 2004-08-16 ArtNo.33950

【ニューデリー】技術とビジネス・プロセスの改善を通じたコスト節約の総合的な計測能力を証明できる企業のみが、激しい競争が展開されるグローバルな情報技術(IT)及びビジネス・サービス市場において、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)及びアウトソーシング契約を獲得することができる
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月13日伝えたところによると、市場調査会社International Data Corporation (IDC)は、Accenture／ACS／Atos Origin／BT Global Services／Capgemini等、トップ20サービス会社の比較分析レポートの中で、以上のように指摘するとともに、新規参入者が既存の大手プレーヤーに競争的圧力を加え続けるだろうと予想している。
ＩＤＣは、最も顕著なイマージング・プレーヤーとして、CGI Group／Dell Services／Infosys／LogicaCMG／TCS／Wipro Technologiesを列挙している。
同レポートによると、ＩＴとビジネス・サービス市場には引き続き大きな機会と終わりのない挑戦が存在する。サービス会社は、成長鈍化、地理的な事業拡張圧力、より大きな生産性に対する期待、より深い専門知識や市場ニーズに応じた内部改革の必要性に直面、市場競争は益々過熱している。
海外からの新規参入、新しいデリバリー・モデルの誕生、ソフトウェア／ハードウェア／サービスのコンバージャンス、厳しい要求を掲げる顧客等、サービス会社は、同時に多方面の挑戦に対応することを求められている。
市場の変化を予見し、独自のビジョンを展開するものがトップの座を維持できる。とは言えトップ20社は2003年においては、なお市場の3分の1のシェアを握っていたに過ぎず、サービス市場は依然として高度に分散している。しかし企業買収がこれらの企業の成長の重要部分を成していることからも、今後市場は急速に寡占化される見通しだ｡
一方、顧客に関しては、中小企業が主要な部分を形成しつつあり、低コストで迅速なサービスが益々重要になっている。
トップ20社には、Accenture／ACS／Atos Origin／BT Global Services／Capgemini／CSC／Deloitte／Deutsche Telekom (T-Systems)／EDS／Fujitsu／HP Services／Hitachi Ltd／IBM Global Services／Lockheed Martin／NEC／Northrop Grumman／NTT／Siemens Business Services／SAIC／Unisysが名を連ねていると言う。