2004-08-13 ArtNo.33930
◆Texas Instruments、バンガロールに新キャンパス建設
【バンガロール】Texas Instruments (TI)はカルナタカ州Bangaloreの7エーカーの敷地に1400人を収容できる新キャンパスを設けた。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが8月7日伝えたところによると、TIは現在バンガロールの2つのデベロプメント・センターに1100人を雇用しているが、新センターの完成に伴い両施設のスタッフを1つ屋根の下に収容できる。バンガロールのデベロプメント・センターは米国以外に設けたものとしては同グループ最大の規模を有する
TIのRich Templeton社長兼CEOが新キャンパス開所式の席上語ったところによると、TIはインドで世界市場向けチップの完全な設計を手掛けている。今年末までにはバンガロールR&Dセンターで設計・開発された新チップのβテストが行われ、次世代GSM(Global System for Mobile Communication)/GPRS(General Packet Radio Service)携帯電話端末用シングル・チップのサンプルがOEMに送付される。既存携帯電話端末は4つのチップを用いているが、シングル・チップに転換される。TIは現在複数のOEMと新チップのライセンス交渉を進めている。
インドR&DセンターはDSP(digital signal processing)及びアナログ製品の開発面で重要な役割を演じており、65及び90ナノメーター・チップの研究も進めていると言う。
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