SEAnews 2004-08-13 ArtNo.33928

【ヴィサカパトナム】地元二輪三輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd(BAL)は、今年5月に売り出したバイク新モデル“CT 100”を、発売以来81日間に10万台販売する記録を樹立した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月9日報じたところによると、ＢＡＬのB.K Senapathi地域セールス・マネージャーはこのほど以上の消息を語った｡それによると、リッター当たり75キロ走行できる燃費の良さが最大の魅力とされている。アンドラプラデシュ州だけで発売以来1万5000台が販売された。購入待ちが5000人にのぼり、同社は増産を通じ、需要に応じる計画だ｡
一方、エコノミック・タイムズが8月7日伝えたところによると、ＢＡＬは今会計年度、二輪・三輪車20万台を輸出する野心的な目標を立てている。ＢＡＬのSanjiv Bajaj重役(ED)が同紙に語ったところによると、昨年の輸出台数は総販売台数の11％を占めたが、今年は同比率を上回る見通しだ｡
アナリストによると、ＢＡＬは12％の輸出比率達成を目指しており、今年第1四半期の輸出台数は、昨年同期の3万4089台から5万21台に拡大した。この結果、第1四半期の輸出比率は、昨年同期の9.8％から13.4％に拡大した｡
Sanjiv Bajaj氏によると、これまで主にブラジル等に輸出して来たが、目下重要な東南アジア及びラテン・アメリカ市場開拓の方策を練っている。しかしまだターゲットとする市場や具体的販売戦略は決めていない。現在、フィリピンで川崎にその製品を納入、現地組み立ても行っており、今年は同国で4500台の販売を見込んでいると言う。