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2004-08-11 ArtNo.33922
◆IT産業、BPO等に牽引され08年まで年率23.1%成長
【ニューデリー】インドの情報技術(IT)産業は2003-2008年の間に複合年間成長率(CAGR:compounded annual growth rate)23.1%をマーク、2008年までに550億米ドルに達する見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが8月6日伝えたところによると、市場調査会社IDCはこのほど以上の報告書を発表した。それによると2003-2008年の間に輸出市場はCAGR25.3%、国内市場は同18.5%の成長をとげ、輸出売上げの総売上げに占める比率は現在の65%から71%に拡大するものと見られる。輸出成長はビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)あるいはIT対応サービス(ITES:IT-enabled services)部門のCAGR36%の伸びに牽引される見通しだ。
今年(2004)は世界的にテクノロジー産業の復調が予想され、特にインドはアジア太平洋地域のトップ・スリー高成長IT市場になるものと見られる。また先進国市場における逆風にも関わらずオフショア・サービス・ディリバリーは堅調で、インドのオフショアBPO部門の力強い成長が持続する見通しだ。
IT産業の伸び率は、国内市場については2002-05年の間のCAGR21%から2003-08年の間のCAGR18%に鈍化が予想される反面、輸出については同23%から25.3%に加速するものと予想される。
ITサービスの輸出は19%の成長が見込まれる。ITサービスの国内市場の伸びは2002年には過去15年来最低の6%に鈍化したが、2003年には17%の成長を回復した。これは主に世界的な経済の復調と国内総生産(GDP)の8.2%の伸び、取り分け法人収益の改善に支えられた。この結果、インドはアジア太平洋地域で最も高い成長を遂げ、また第4の規模を備えたITサービス市場になった。IT国内市場の伸びは2005年に21%のピークに達し、その後鈍化する見通しと言う。
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