2004-08-11 ArtNo.33915
◆中国からの輸入増で年初4ヶ月にコークス25%値下がり
【コルカタ】今会計年度当初4ヶ月(2004/4-7)のコークス価格は、中国産の輸入拡大に伴い25%下降した。
インディアン・エクスプレスが8月6日報じたところによると、コークスのトン当たり価格は今年4月の360米ドル(1万6560ルピー)から7月31日の270米ドル(1万2420ルピー)に下降した。鉄鋼産業界筋によると、こうした値下がりは中国からの輸入拡大に伴うもの。中国は昨年インドに1500万トンのコークスを輸出したが、今年はこれまでに既に1200万トンを輸出している。
しかし最近の鉄鉱石とスクラップの値上がりで、鉄鋼会社にとっては、コークス値下がりの恩恵の大きな部分が相殺された。鉄鉱石価格は1ヶ月前のトン当たり60米ドル(2760ルピー)から7月31日の90米ドル(4140ルピー)に50%、スクラップのトン当たり価格は同期間に160米ドル(7360ルピー)から260米ドル(1万1960ルピー)に62.5%、それぞれジャンプしたと言う。
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