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2004-08-11 ArtNo.33909
◆インフレ率、2年来最高の7.51%マーク
【ムンバイ】野菜や製造業品目の急騰により、7月24日までの1週間の卸売物価指数(WPI)をベースにしたインフレ率は、過去2年来最高の7.51%に達した。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月6/7日報じたところによると、WPIは昨年同期の173.2から186.2にジャンプした。前週のインフレ率は6.52%、昨年同期のそれは4.27%だった。
鉄鉱石が189%値上がりしたことから、鉱物指数は304.2に107.1%ジャンプ、食品及び非食品品目の大幅な値上がりから、一次産品(primary article)指数は191に前週に比べ3%アップした。光熱費指数は石油製品の値上がりに関わらず274.4と、前週のレベルを保った。しかし昨年同期の249.4に比べ10.02%上昇した。製造業品目指数は164.9と、前週に比べ0.3%、昨年同期の154に比べ7.08%アップした。
インディアン・エクスプレスは、石油、スチール、ポリエステルの値上がりの影響が反映される7月末のインフレ率は8%に接近する可能性があると予想している。
しかし大蔵省のAshok Lahiri主任経済顧問は、「雨期の到来と政府の総合的経済政策の奏功により、インフレは間もなく鎮静に向かうだろう」と述べ、計画委員会(Planning Commission)のMontek Ahluwalia副会長も「インフレの高進は季節的なもので懸念するには当たらない。モンスーンの到来とともに状況は改善するだろう」と、やはり楽観的見通しを示した。しかしP Chidambaram蔵相はコメントを控えた。
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