2004-08-06 ArtNo.33907
◆Tata Power、1000MW発電事業のハードルをクリア
【ムンバイ】マハラシュトラ公害防止局(MPCB:Maharashtra Pollution Control Board)は、Tata Power Company(TPC)がマハラシュトラ州Raigad県の臨海地区に1000MW(メガワット)の石炭ベースの火力発電施設を設ける計画に対しさしたる異議を差し挟まなかった。TPCはこれにより主要なハードルをクリアした。
インディアン・エクスプレスが8月3日報じたところによると、TPCは2段階に分けてプロジェクトを進める計画で、投資額は4000クロー(US$8.65億)と見積もられる。既にマハラシュトラ工業開発公社(MIDC:Maharashtra Industrial Development Corporation)から300haの用地を購入、発電した電力はMumbai及びPune地区に供給する計画だ。
MPCBは地元住民らの公聴会を開いた後、地元住民の深刻な懸念に配慮すること、社会・経済・環境調査を行い予想される問題を克服することを条件に、プロジェクトを承認した。MIDCは中央政府環境森林省の認可を待ってプロジェクトを許可する方針と言う。
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