2004-08-06 ArtNo.33897
◆Kinetic、8月にバイク新モデル“King”発売
【アーマダバード】マハラシュトラ州Pune拠点のKinetic Motor Company(KMC)は今月、農村や都市郊外住民をターゲットに、モーペッドとモーターサイクルの特徴を兼ね備えた“King-100”を発売する。
ビジネス・スタンダードが8月4日報じたところによると、KineticのVismaya Firodia副社長はこのほど当地で催されたスクーター“Nova-135”の発売式の席上、以上の計画を明らかにした。それによると、King-100の価格は2万ルピー前後で、リッター当たり走行距離は75-80キロ。特定の市場で選択的に発売し、市場の反応を見た後、全国規模で売り出す。初年度に月間4000台の販売を目指す。またラテン・アメリカ、アフリカ、中東や、他の南アジア諸国に輸出する。
今年9月には韓国Hyosung製モーターサイクル“Comet”を発売する。HyosungはCometブランドの400ccバイクも販売しているが、道路状況等を配慮し、インドでは250ccバイクのみを発売する。価格は18万-20万ルピー。クルザー・モーターサイクルのニッチ市場をターゲットに、向こう1年間に250台の販売を目指す。
当面、Comet-250は完成車を輸入するが、マハラシュトラ州Ahmednagar工場の準備が整ったなら、Hyosungバイクをインド国内で製造する可能性も検討する。
やはりHyosung製26bhp、250ccv-twinエンジン搭載のクルーザー・バイクAquillaの販売も続ける。Aquillaの価格は17万5000ルピーと、現在国内で最も高額なクルーザー・バイクになっている。
Kineticは2005年3月末までの1年間にモーターサイクル10万台の販売を目指しており、これまでに発売した4モデル-Velocity/Laser/Boss/Kinetic GF-が含まれる。
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