1995-10-03 ArtNo.3389
◆<馬>スマイ・スティア、ブローン光ファイバー技術導入
【クアラルンプル】地元の情報技術(IT)企業スマイ・スティアSdn Bhdは英国バイス・ブランド・レックス社のブローン・ファイバー・オプティック技術導入により、ストラクチャー・ケーブリング市場の20%のシェア獲得を目指す。
スマイ・スティアのバイング・ロブソン重役(市場開拓担当CEO)が先週スバン・ジャヤで催された“Blolite-Blotwistアンド・ミレニアム・ストラクチャード・ケーブリング”と題する説明会で語ったところによると、ブローン・ファイバー・オプティック・テクノロジーは空洞のプラスチック・チューブを事前に敷設し、後から必要に応じて光ファイバー・ケーブルをその中に注入する技術で、建設計画の変更等に伴う無駄を最小限に抑制できる。またBloliteはローカル・エリア・ネットワーク(LAN)の構築に際してブローン・ファイバー・オプティック技術の最大限の活用を可能にする最も柔軟で効率的な通信システムとされ、Blotwistは従来の銅線を用いたネットワークと光ファイバー・データ・リンクの双方に応用可能なカテゴリー5トゥウィステッド・ペアーとブローン・ファイバー技術を結合したケーブル・デザイン・コンセプト。いずれもバイス・ブランド・レックス社により開発されたもので、スマイ・スティア社はオーストラリアのパートナーを通じて同技術を初めてマレーシアに導入する。マレーシアの今年のストラクチャー・ケーブリング市場は1000万米ドル程度だが、急速な成長を遂げており、新技術はスマイ・スティア社の来年度売上の50%に貢献する見通しと言う。(コンピュータイムズ:10/2)
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