2004-08-04 ArtNo.33880
◆Tinplate、ジャムシェドプルに年産20万トンの新工場計画
【コルカタ】Tinplate Company of India Ltd (TCIL)はジャールカンド州Jamshedpurに約100クロー(US$2163万)を投じ、年産20万トンのブリキ板新工場を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月2日伝えたところによると、TCILはまた顧客に付加価値製品を提供する狙いから下流部門プロジェクトも準備している。
TCILのB.L. Raina重役が第85回年次総会後、マスコミに語ったところによると、新工場を設ける計画はまだ初歩的段階に有るが、2005年半ばまでに確定し、2008年までに完成する見通しだ。下流部門プロジェクトは、主に食品・飲料用缶の製造に関係している。
ジャムシェドプル既存工場には39クロー(US$843万)を投じ、年産能力を2004年10月までに14万5000トンに、また2005年3月までに16万3000トンに拡大する。TCILは、Boston Consulting Groupに成長戦略の立案を委託した。同社は国内販売と同時に欧州、西アジア、東南アジアへの輸出に引き続き力を入れる方針で、今会計年度の営業額は85-100クロー(US$1841万-2163万)、同売上げに占める輸出の比率は23-25%と予想される。
TCILのS.S. Prasad会長によると、2003-04年には21.34クロー(US$462万)の利益が計上され、累積損失は47.31クロー(US$1023万)に縮小した。目下、債権銀行と、ハイコストな債務の再編交渉を進めており、金利負担の軽減を目指している。配当は累積損失が一掃された後になると言う。
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