1995-10-03 ArtNo.3388
◆<馬>マクドネル、近く第3オフセット・プログラムに着手
【クアラルンプル】米国の航空機メーカー、マクドネル・ダグラスは2億5000万米ドルのオフセット・プログラム下のマレーシア工業規格研究所(SIRIM)との第3次協力計画に近く着手する見通しだ。
両社はこれ以前に2800万米ドルのラピッド・プロットタイピング・センター、5000万MドルのCAD/CAMセンター及びハイスピード・マシーンニング・センター事業に着手、ラピド・プロットタイピング・センターは去る8月に試運転を開始、CAD/CAMセンターとハイスピード・マシーンニング・センターも来年初には稼働する予定だ。マクドネル・ダグラスのジョーゼフW.Flaherty課長(工業協調・技術応用担当)が来月マレーシアを訪れた際、コンポジット・フィラメント・ワインディング・プロジェクトと称される第3の協力事業に関する発表がSIRIMにより行われるものと見られる。SIRIMのアハマド・タジュディン所長によると、既に合計16社の地元企業及び多国籍企業がラピド・プロットタイピング施設を利用しており、今年末までには更に4社が加わる見通しだ。SIRIMは今月20日の理事会の席でラピド・プロットタイピング及びソフト・ツーリング・サービスに関わる合弁事業のパートナーを決定する。SIRIMは最近、マテリアル・テスティング/スタチュタリー・インスペクション・サービス、特殊エンジニアリング/ファブリケーション・サービス、ラピド・プロットタイピング/ソフト・ツーリング・サービスの3領域における合弁パートナーの募集広告を行った。製品開発の第1ステップがプロットタイピングなら、第2のステップはモールド及びダイの開発で、パートナーにもモールド及びダイ産業とのリンケージ提供が求められると言う。(MBT:10/2)
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