2004-08-02 ArtNo.33874
◆Gail、US$1.6億投じテレコム・ビジネス拡張
【ニューデリー】Gas Authority of India Limited(Gail)は、75%出資子会社Gailtelを通じ向こう5年間に750クロー(US$1.62億)を投資、テレコム・インフラストラクチャー・サービス・ビジネスを拡張する計画だ。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジジネス・ラインが7月30日報じたところによると、GAILのPrashanto Banerjee会長兼MDはこのほど記者会見し以上の計画を明らかにした。それによると、Gailtelは国内最大のカテゴリーIIインフラストラクチャー・プロバイダーで、以上の拡張計画はコンサルタント会社Mckinseyの提案に基づいている。マッキンゼイはその報告書の中でサービス及びネットワークの拡張モデルを提案した。GAILの資本回転率(capital utilisation)は0.5%と、業界平均の0.3%を上回る。
Gailtel GridのJK Singh重役(MD)によると、全国ネットワークと都市アクセス・ネットワークは各2万キロで、これらのネットワークは極超短波と光ファイバー・ケーブル技術をベースにしている。極超短波網は1万8000キロ、パイプライン網に沿った光ファイバー網は4000キロ、非パイプライン・ルートの光ファイバー網は4200キロに及ぶ。
Gailtelが提供するソリューションには、顧客社屋におけるエンド・ツー・エンド・ターミネーション、コロケーション設備、Gailtel popからのオフテーク、アクセス・パートナーを通じたターミネーション、光イーザーネット・ソリューション上におけるIPサービス、顧客サブ・ドメインとの総合管理が含まれる。
Gailtelの2003-04年の売上げは前年の11.71クローから20.51クロー(US$444万)に75%成長した。
南部インドをネットワーク拡張の主要ターゲットにしており、2004-05年には南部に3000キロの光ファイバー網を、またDelhi/Mumbai/Pune/Hyderabad/Bangalore/Chennai市内に400キロのネットワークを、それぞれ設ける。2004-05年の投資額は60クロー(US$1298万)を予定している。最終的に全国の150都市(cities/towns)を光ファイバー・ケーブルでリンクすることを目指しており、これまでに既に73都市をリンクしたと言う。
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