2004-08-02 ArtNo.33872
◆TCL-Thomson、カラーTV販売でインド市場に期待
【深川】先月29日公式に営業を開始したTCL-Thomsonの事業統合会社TTE Corpは、インドを含むいわゆるイマージング・マーケットにおける売上げが同社ビジネスの主要部分を占めるものと期待している。
エコノミック・タイムズが7月29日報じたところによると、中国の消費者用電子ジャイアンツTCLとフランスのThomsonが2003年11月に67:33の出資率で統合、世界最大のカラー・テレビジョン(CTV)メーカーとして浮上したTTEは、イマージング市場においても3-5年内に最大のCTVメーカーに成ることを目指している。
TTEがこの日発表した青写真によれば、イマージング市場におけるシェアを現在の6%から15%に引き上げる。インドは極めて重要な市場で、イマージング市場におけるCTV年間販売6400万ユニットの内、約15%、900万ユニットがインドで販売されている。アジア、東欧、中東、オセアニア、ラテン・アメリカの中で、インドは中国に次ぐ第2の単一市場を成していると言う。
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