2004-08-02 ArtNo.33868
◆Jisco、South India Steelの買収協議
【ニューデリー】Jindal Iron & Steel Company (Jisco)は、Lakshmi Machine Works Ltd (LMW)傘下のSouth India Steel Company Ltd (Siscol)を買収する最終段階の交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが7月30日、消息筋の言を引用し報じたところによると、Siscolの株価は11ルピー前後だが、Jiscoは1株5-6ルピーの名目的価格で、LMW及びTamil Nadu Industrial Development Corporation (Tidco)からSiscolの52%の権益を買い取るもようで、その総額は17-18クロー(US$368万-389万)になる。JISCOはその一方で、Siscolの850クロー(US$1.84億)の負債を引き受ける。
債務再編パッケージの下、850クローの負債のほぼ半ばが返済期間12年、年利9%のローンに、残りは2015年以降5-7年内に返済されるゼロ金利債務に、それぞれ転換される。法人債務再編(CDR)パッケージは既に中央銀行のCDRユニットに提出され、原則的認可を得ている。
タミールナド州Coimbatore拠点のSiscolは年産30万トンの鉄鋼製造能力を有するが、銀行がターム・ローンの貸付を停止したため、運転資金不足に陥り、2001年11月以来操業を停止している。JISCOはSiscol買収後、後者の鉄鋼年産能力を2倍の60万トンに拡張する計画で、Siscolの財政も債務再編パッケージの下、2-3年内に黒字に転換する見通しと言う。
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