2004-07-30 ArtNo.33861
◆BPCL、Euro-IV排ガス基準満たすためUS$2.65億投資
【ムンバイ】国営石油精製マーケッティング会社Bharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)は、Euro-IV排ガス基準を満たす自動車燃料を製造するため、精製施設のアップグレードに1200クロー(US$2.65億)を投資する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月29日報じたところによると、BPCLのMukesh Rohatgi取締役(精製事業担当)は28日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、BPCLはEuro IV燃料製造プロジェクトの最終段階の準備を進めている。
BPCLは目下Mumbai製油所の年間処理能力を現在の876万トンから2005年3月までに1200万トンに引き上げる拡張工事を進めている。これにより同製油所はEuro III排ガス基準を満たしたガソリンとディーゼル油を生産できるようになる。Euro IIIデーゼル油製造プロジェクトのコストは1831クロー(US$4.04億)。Euro IIIガソリンを製造するために別に110クロー(US$2428万)、ベース・オイル(基油)製造施設を設けるためにさらに318クロー(US$7020万)が投資される。
同拡張計画はMumbai-Manmad-Indoreパイプラインをデリーまで延長する工事と平行して進められる。パイプラインの延長工事は、数ヶ月以内に着工され、工期は24-30ヶ月、コストは750-800クロー(US$1.656億-1.766億)と見積もられる。
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