1995-10-03 ArtNo.3386
◆<星>PDインターナショナル、US$1.5億域内事業展開
【シンガポール】年内のシンガポール証取(SES)上場を目指す地元建材メーカーのPDインターナショナルは、目下中国、マレーシア、インドで、フーロート・グラス/カーテン・ウォールの製造やアルミニューム押しだし成形に関わる総額1億5000万米ドルの合弁事業に着手している。
創業者のポー・アーテー重役(MD)によると、これらのプロジェクトへのPD自身の投資額は3000万米ドル余で、山東省における米国及びドイツ企業との日産500トン、投資額6000万米ドルのフロート・グラス製造事業には25%出資する予定だ。工場は今年末乃至は来年初に着工され、2年内に完全稼働する。年商5億元(S$8400万)、年間利益は1億5000万元が見込まれている。
上海では来年総投資額2000万米ドルのガラスの加工処理及びアルミニュームの押しだし成形を手掛ける工場の建設が着手される。米国企業アルマクス社がパートナーを務め、PDが支配権益を握る。同社はマレーシアでも類似のプロジェクトの認可を獲得、向こう5年間に9500万Mドルを投資する。またインドではカーテン・ウォール工場が建設中で、上海証券取引所からは太陽熱反射ガラス付きカーテン・ウォールの据えつけ工事を受注している。
現在の手持ち契約7000万Sドルの内30~35%が海外で受注したもので、昨年の売上は7300万Sドル、利益は730万Sドルだった。向こう5年間も営業額の年率20%の成長が見込まれると言う。(BT:10/2)
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