2004-07-30 ArtNo.33859
◆SAIL/NTPC、近く合弁発電プラントの入札募集
【ムンバイ】国営製鉄会社Steel Authority of India Ltd (SAIL)と国営火力発電会社National Thermal Power Corporation (NTPC)が50:50の対等出資で建設を計画する500MW(メガワット)の石炭火力発電所の入札が近く募集される。
インディアン・エクスプレスが7月27日、SAILのVS Jain会長の言として報じたところによると、両合弁パートナーの取締役会は数ヶ月前にチャッティースガル州Bhilaiにおける関係プロジェクトの実行を原則的に承認した。
これは2012年までに熔銑の年産能力を2000万トンに拡張する計画の一環で、発電所の見積もりコストは2000クロー(US$4.42億)。この内1400クロー(US$3.09億)は借入、600クロー(US$1.32億)は自己資本で賄われ、プロジェクトの負債/自己資本比率は70:30。SAILとNTPCは当面自己資本分として各150クロー(US$3311万)を払い込む。2007年までの稼働が目指され、発電所の経営と保守はNTPCが引き受ける。
SAILの電力需要は目下500MWで、供給不足は生じていない。しかし設備拡張計画に伴い電力需要は800MWに拡大する。余剰電力は全国送電網に供給する。SAILは現在電力需要の46%をキャプティブ発電により賄い、残りを全国電力網から調達していると言う。
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