2004-07-30 ArtNo.33854
◆SAR Silicon、自動車用バッテリー製造で米国企業と提携
【ニューデリー】デリー拠点のSAR Silicon Systems Pvt Limited (SARSS)は、米国を拠点にバッテリー・システムの製造を手掛ける年商6億8500万米ドルのEaglePicherと、インド国内で自動車用制御弁式鉛蓄電池(automotive and valve regulated lead acid batteries)を製造する技術提携を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月27日報じたところによると、ルミナス・インバーターの製造も手掛けるSARSSは、ヒマチャルプラデシュ州に30クロー(US$662万)を投じ自動車用制御弁式鉛蓄電池の製造施設を設ける。
SARSSのRakesh Malhotra重役(MD)によると、2005年1月までに年産50万ユニットの第1期分が稼働、同年8月までには全工事が完成、年産能力は100万ユニットに達する。生産されたバッテリーはLuminous EaglePicher商標で販売される。新製品は既存のものより35%ほど寿命が長い。SARSSは主に自動車バッテリーのリプレースメント市場にその製品を供給しており、この種の市場規模は年間350万-400万ユニットに達する。
同社は傘下に4600店のディーラー網を有する。モーターサイクル販売の急増からモーターサイクル・バッテリー・リプレースメント市場の需要急増も予想される。向こう3、4年間にバッテリー・ビジネスの年間売上げは500クロー(US$1.104億)に達する見通しと言う。
|