2004-07-30 ArtNo.33850
◆STT/テレコム・マレーシア、Idea権益買収の調査完了
【ニューデリー】Singapore Technologies Telemedia Pte (STT)とTelekom Malaysia Bhd(TMB)は、共同でIdea Cellularの33.3%権益をAT&T Wireless Services Incから買い取るデューデリジェンスを完了した。
ザ・ヒンドゥーが7月29日伝えたところによると、Idea CellularのVikram J Mehmi重役(CEO)はUNI通信に以上の消息を語った。AT&T Wireless Services Incは、Cingular Wirelessに買収されるのに伴いインド市場から撤退を図っている。
STTとTMBが、33.3の権益を取得後、さらに49%に持分を引き上げるか否かに関して、Mehmi氏はコメントを控えた。目下、Tata/Birla/AT&Tが、Idea Cellularの各33.3%のシェアを握っている。STT/TMBコンバインが、その持分を49%に引き上げるとすれば、Tata/Birlaの持分は各25%余りに下降することになる。
インド政府はこれまで外資がテレコム企業の最大49%のシェアを保持することを認めて来たが、2004-05年予算案は同上限を74%に引き上げるよう提案した。外資上限が74%に引き上げられた後も、公募(IPO)計画を実行するか否かについても、Mehmi氏はやはりコメントを拒んだ。
Ideaは今会計年度、100%の成長目標を実現するため、ネットワークとキャパシティーの拡張に1200クロー(US$2.65億)の投資を予定している。先月、Escotel Mobile CommunicationsとEscorts Telecommunicationsを買収したIdeaのサービス網は、現在11サークルをカバーしている。
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