【ニューデリー】GSM(Global System for Mobile Communication)サービス・プロバイダー3社-Airtel/Idea/Hutch-が29日、揃ってEDGEサービス導入を宣言、携帯電話によるビデオ/テレビジョンの視聴を可能にするEDGE(Enhanced Data GSM Environment)時代がインドにも幕開けした。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが7月29日報じたところによると、この日Idea Cellularはデリーで関係記者会見を催したが、Hutchは同日午後関係ステートメントを発表した。Airtelは30日からサービスを開始する。
Ideaは、ライバルのAirtelがパンジャブ・サークルで30日からEDGEサービスを開始することから、この日急遽記者会見しサービス開始を宣言した。同社筋は、「サービス開始に向け大規模なイベントを予定していたが、他社との競争に伴い、スケジュールを早めた」と語った。Ideaは1ヶ月以内に視聴できるTVチャンネルを発表する予定だ。Airtel筋によると、同社は既に複数のTVチャンネルと合意に達しており、30日にチャンネル名を発表すると言う。
Hutchはまた、Ideaのアナウンスメントに遅れじと同社こそインド初のEDGEサービス・オペレーターであるとするステートメントを発表した。HutchのHarit Nagpalマーケッティング主任によると、同社が手掛ける全てのサークルでEDGEサービスが提供され、GPRS(General Packet Radio Service)接続が可能ならEDGEサービスも同じ価格で提供すると言う。