2004-07-26 ArtNo.33833
◆Red Hat、グローバル・サポート・センター開設計画
【ムンバイ】Linuxオペレーティング・システム及びオープン・ソース・ソフトウェアの主要プロバイダー、米国拠点のRed Hat Inc(RHI)は、インドにグローバル・サポート・センターを設け、北米や一部の欧州諸国等、世界の英語圏に対しインドから支援サービスを提供する計画だ。
ビジネス・スタンダードが7月24日、RHIのグローバル・サポート・サービスを担当するBarry Duplantis取締役の言として伝えたところによると、RHIは現在、北米/英国のサリー(Surrey)/オーストラリアにサポートセンターを設けており、インドは第4のサポート拠点になる。マハラシュトラ州Puneとカルナタカ州Bangaloreをその候補地として検討している。
新センターの人員は2006年までに750人に増員され、同センターはグローバル・サポート・ハブとして機能する他、RHI公認のアーキテクツやテクニシャンの訓練センターの役割も担う。サポート・サービスには、ウェブチケッティング、ナレッジ・マネージメント、ハードウェア認証検査センター等の業務が含まれ、将来はソフトウェア開発やエンジニアリング活動も手掛ける。
RHIは目下、6億米ドルの起債を準備しており、同資金の一部をインドにおけるプロジェクトにも投じるものと見られるが、Duplantis取締役は具体的投資額を明らかにすることを避けた。
RHIは現在マハラシュトラ州Mumbai、同Pune、Delhi、カルナタカ州Bangalore、マドヤプラデシュ州Bhopalにセールス&マーケッティング・センターを設け、約40人のスタッフを配置している。今年末にはタミールナド州Chennaiにも営業拠点を設ける計画と言う。
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