2004-07-26 ArtNo.33824
◆Tata Steel、Dhamra港開発計画に50%出資
【ニューデリー】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)はオリッサ州Dhamraにおける1500クロー(US$3.31億)の港湾開発・経営計画に50%出資、Larsen & Toubroを合弁パートナーにする方針を間もなく決める見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月23日伝えたところによると、Dhamra港開発プロジェクトは、元々、シンガポール拠点のInternational Seaports Pvt Ltd(ISPL)の完全出資子会社International Seaports (India) Pvt Ltdが進めるはずだったが、タイのPrecious Shipping Company Ltdと米国のStevedoring Services Inc of America (SSA)が2002年に合弁事業から撤退、L&Tがただ1社残された。しかしTiscoがISPLインディアに50%出資する方針を決めたことから、TISCOとL&Tの50:50の対等出資プロジェクトとして復活する運びになった。
消息筋によれば、Tisco取締役会は近く同プロジェクトに50%出資することを承認する見通しだ。
Dhamra港は、鉄鉱石、コークス用炭、石炭等のブレイクバルク貨物の共同使用施設として2007年までに操業を開始することになっている。
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