2004-07-23 ArtNo.33818
◆Lodha共同会長、平常通りBirla Corporation取締役会会議主宰
【コルカタ】M.P. Birlaグループの旗艦、Birla Corporation Ltdの取締役会メンバーは7月20日午前11時、前会長の故Priyamvada Birla女史の冥福を祈り、2分間にわたり黙祷した後、R.S. Lodha共同会長の主宰により平常通り会議を催した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが7月21日伝えたところによると、Lodha氏のチェアーマンシップに対する金融機関代表の異議申し立てが予想されたが、その種の波乱は生じなかったようだ。
故Priyamvada Birla夫人の遺言に基づき5000クロー(US$11.04億)相当の遺産を相続すると発表、一躍マスコミの注目を集めたLodha氏は、会議後、記者のインタビューに対して取締役会を自から主宰したことを確認したものの、それ以外の点にはコメントを拒んだ。
会議出席者によると、Lodha氏の会長ポストに異議を唱えるBirla一族の1人、Nandini Nopany女史(K.K. Birla氏令嬢)やLodha氏の子息、Harsh Lodha氏を含む9人の取締役全員が出席した。記者の「出席者は全員、Lodha氏が共同会長のポストにとどまることを支持したのか」との質問に、同取締役は、「詳細を語ることはできない」と、コメントを控えた。
しかし別の取締役会メンバーは、「今回の会議はBirla Corporationの会議であり、故人の遺言とは関係がない。会議では遺言問題は一切取り上げられなかった」と語った。
ビジネス・スタンダードが6月22日伝えたところによると、ビルラ一族は21日現在、Priyamvada Birla夫人の遺言のコピーをまだ手にしていないと言う。
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