1995-10-02 ArtNo.3381
◆<泰>ロクスレイの北朝鮮通信事業に日米企業が触手
【バンコク】タイの通信企業ロクスレイが北朝鮮と結んだ図門江河口FETZ(ラジン・ソンボン・フリー・エコノミック・アンド・トレード・ゾーン)における27年間の通信合弁契約に対して米国、日本、ドイツの通信機器メーカーらが参加の意向を表明している。
ロクスレイのドンチャイ・ラムサム社長によると、同社と北朝鮮は70:30の合弁会社を設けて事業を進め、10月からFETZの実地調査を開始する。同社は最終的に50年の経営権獲得を目指している。北朝鮮/中国/ロシアの国境が接する図門江(トゥーメン・リバー)河口のFETZには国連開発計画(UNDP)の支援下にモンゴルや韓国も参加して、アジア版ロッテルダムの開発が目指されており、今後の発展が期待されていると言う。(BD:9/30)
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