2004-07-23 ArtNo.33807
◆Kinetic、スクーター/バイク新モデル発売、部品輸出も
【バンガロール】インドの指導的自動変速スクーター・メーカー、Kinetic Motor Company Limited(KMCL)は21日、135cc、4ストローク、8.5bhpエンジンを搭載したスクーター“Kinetic Nova 135”を店頭価格3万7503ルピーで発売するとともに、9月にモーターバイク新モデルを発売する計画を発表、また部品輸出ビジネスに進出したことを明らかにした。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが7月21/22日伝えたところによると、Kinetic Engineering Ltd(KEL)のAjinkya Firodia重役(GM)は“Nova 135”発売記念記者会の席上、以上の消息を語った。それによると、Nova 135は2年前に発売された自動変速スクーターNovaのアップグレード・バージョンで、同社は今会計年度にNova8万台の販売を目指している。この内6万5000台はNova 135で占められる見通しだ。
Kineticは今年9月には、他社に先駆け250cc、4ストローク・エンジンを搭載したスポーツ・バイク“Comet”を発売する。韓国Hyosung製バイクのインドにおける販売価格は完成車として輸入すれば45万ルピーに達するが、同社は20万ルピーで発売することを目指している。しかし依然としてインドで最も高額なバイクになることから同社は500台のみの限定販売を予定している。
Kineticは6月からFord Motorsのサプライヤー、Visteonに対するコンポーネント輸出を開始した。今年内に10クロー(US$221万)、来年(2005-06)は50クロー(US$1104万)のコンポーネント輸出を目指している。
KELとKMCLは、今年モーターサイクルとスクーター各10万台を販売、合計1200クロー(US$2.65億)の年商実現を目指すと言う。
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