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2004-07-21 ArtNo.33799
◆中国家電会社Haier、スタッフ増員しマーケッティング強化
【ニューデリー】中国の大手家電会社Haier(海爾)グループが完全出資するHaier Appliances India Ltd(HAIL)は、Samsung Indiaから引き抜いたR T Rajan氏を消費者用電子(consumer electronics)部門のマーケッティング担当副社長に指名するとともに、Electrolux Kelvinatorセールス担当重役(GM)を務めた経歴を有するAshok Tiwari氏を家電(appliances)部門のマーケッティング主任に指名、耐久消費財市場の開拓に本腰を入れている。
エコノミック・タイムズが7月19日報じたところによると、これ以前にはLG Indiaがそれぞれ異なる責任者を有する2部門制を敷き、電子製品市場の開拓に成果を上げたが、Haierも同じ戦略を踏襲している。Haierはまた過去2ヶ月間にロー及びミッド・クラスのセールス・スタッフ120人近くをリクルートした。業界筋によるとVideocon傘下のKenstarだけで27人余りのスタッフがHaierに移籍、Godrejの東部地区ユニットもスタッフ流出の影響を受けている。某家電会社の幹部は「次のターゲットは南部地区だろう。彼らは同地区にまだ十分なスタッフを配置していない」と予想した｡
HaierのTK Banerjee社長兼CEOは、「トップ・チームの組織とブランドの立ちあげも完了、目下、全国的な売り出しに備え人員の拡大を図っている」と語った｡Haierは既に各種家電製品をインド市場に投入しているが、まだカラー・テレビジョンを発売していない。同社は初年度に300クロー(US$6623万)の売上げを目指していると言う。
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