2004-07-21 ArtNo.33790
◆Ashapura、米国企業とアルミナ製錬事業に入札
【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbai拠点の汚水処理会社Ashapura Minechem Limited (AML)は、米国企業American Collidesと手を結び、グジャラート州Kutchに年産100万トンのアルミナ製錬施設を設けるプロジェクトに入札した。
ビジネス・スタンダードが7月19日伝えたところによると、グジャラート州政府は見積もりコスト2400クロー(US$5.3億)の同プロジェクトを2期に分けて進める計画で、AMLとAmerican Collidesは50:50の合弁会社Ashapura Volclayを設立して応札した。
AMLのChetan Shah重役(MD)によると、プロジェクトには同合弁会社以外に1社が入札、結果は2週間以内に明らかになる。仮に落札したなら必要資金は、借入と自己資本で賄う。プロジェクトにはグジャラート州政府も出資するものと見られるが、詳細は未定。第1期プロジェクトでは1200クロー(US$2.65億)が投じられ、年産50万トンの設備が設けられる。
AMLは汚水処理用のベントナイトや防水処理用ミネラルの生産能力を拡大するためデボトルネッキングを進める一方、グジャラート州Kutchにおける企業買収も計画している。
American CollidesはAMLからのベントナイトの購買量を現在の年間5万トンから2、3年内に15万トンに拡大することを予定している。
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