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2004-07-16 ArtNo.33770
◆昨年のソフトウェア輸出25%アップ、TCSがトップに
【ニューデリー】インドの2003-04年のソフトウェア及びサービス輸出は、89億米ドルと、前年の71億米ドルに比べ25%成長した。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月14日伝えたところによると、情報技術対応サービス(ITES)やビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)を除くソフトウェア/サービスの輸出で、Tata Consultancy Service (TCS)が11億9890万米ドルをマーク、トップ。2位はInfosysの10億2600万米ドル。以下、3位Wipro8億5410万米ドル、4位Satyam5億3860万米ドル、5位HCL4億1290万米ドル、6位Patni2億6640万米ドル、7位iFlex1億6840万米ドル、8位Mahindra British Telecom1億5850万米ドル、9位Polaris1億2610万米ドル、10位Digital Globalsoft1億1790万米ドルと続く。
ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)の発表によると、トップ20社の輸出額が前年の2万668クローから2万6464クロー(US$57.65億)に31.6%拡大、引き続きソフトウェア/サービス輸出全体のほぼ65%を占めた。
NasscomのKiran Karnik会頭によると、大手ばかりでなく、中小IT企業のパフォーマンスも良好だった。インドIT企業は伝統的な銀行/金融サービス/保険部門における基盤を強化したのみならず、テレコム、小売、公益事業、ヘルスケア等、非伝統市場の開拓でも成果を上げた。
一部大手IT企業はインフォテック・コンサルティング、パッケージ・ソフトウェア導入支援、システム統合等、インフォテック関連の新サービスに乗り出した。
また米国証券取引所上場のCognizant、Syntel、Covansys、Intelligroup等、少なからぬ多国籍企業がインドを拠点にソフトウェア開発やデザイン業務を積極的に手掛け、例えばCognizantの2003-04年売上げは1893クロー(US$4.12億)に達した。
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