2004-07-16 ArtNo.33761
◆Minerals and Metals、電力トレーディング・ビジネス準備
【ニューデリー】インド最大の鉱物・金属商社、Minerals and Metals Trading Corporation Ltd(MMTC)は、電力トレーディング・ビジネス進出を計画している。
インディアン・エクスプレスが7月14日伝えたところによると、中央電力監督委員会(CERC:Central Electricity Regulatory Commission)は国営企業MMTCの異州間電力取引カテゴリーCライセンス申請に検討を加えている。
MMTCは2004-05年には2億-5億ユニット、向こう5年間に年間5億ユニットの電力取引を行うことを希望している。CERCのAK Basu会長は、MMTCの申請を6月22日に審議したことを確認した。
消息筋によると、MMTCは決して電力ビジネスに無縁でなく、同社がプロモーターを務めるKonark Met Coke Limited(KMCL)はコークス/コールタール/硫酸アンモニウムの製造施設に加え、62.6MW(メガワット)のキャプティブ発電施設を経営している。 この他、MMTCは19.25MWの発電施設2基を既に稼働させ、今月中に別のガスタービン発電施設も稼働させる。KMCLは2003年1月から2004年2月の間に5600万キロ・ワット時の電力をGrid Corporation of Orissa Limitedに販売した。オリッサ電力監督委員会(OERC:Orissa Electricity Regulatory Commission)はKMCLがオリッサ州以外の顧客に余剰電力を販売することも認めている。
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