【ニューデリー】インド政府は、中期天候予測全国センター(NCMRWF:National Centre for Medium Range Weather Forecast)の予報通り7月16日までに雨期が戻らないなら、予想される旱魃に対する対策(contingency plan)を立案する方針を決めた。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月14日伝えたところによると、BK Chaturvedi内閣官房長官により主宰された13日の緊急会議では、現状の分析と農作物への影響が検討され、非常ベルを押すまでなお2日間様子を見る方針が決まった。
雨期が戻れば、アンドラプラデシュ州Rayalaseema、ウッタルプラデシュ州西部、マドヤプラデシュ州東部、ジャールカンド州、チャッティースガル州、タミールナド州等の地域には、降雨が期待できるが、譬えモンスーンが復調してもラジャスタン州、マドヤプラデシュ州西部、マハラシュトラ州Vidharbha、アンドラプラデシュ州Telengana等の地域の水不足解決は望めず、パンジャブ州、ハリヤナ州、ヒマチャルプラデシュ州、ウタランチャル州も、十分な降雨は期待できないと言う。